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五箇山 合掌造り集落 2019/6/19 [お出かけ]

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 富山県南砺市にある五箇山合掌造り集落へ観光に行ってきました。

 世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」
岐阜県白川町荻町集落(白川郷)、富山県南砺市(五箇山)にある菅沼集落・相倉集落の3つを併せて登録されました。

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 まず最初に訪れたのは西赤尾地区にある「岩瀬家」。国指定重要文化財になっています。20台くらいの観光用駐車場(無料)とトイレがあります。後で訪れる予定の「菅沼」「相倉」2個所の五箇山合掌造り集落とは離れた場所にあります。



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  準五階建で約300年前のもの。間口約26m×奥行約13m×高さ約14mと、現存する合掌造り住宅の中では最大級だそうです。



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 ご当主自らお茶をいれて、家の説明をして下さいました。昔は1600棟ほどあった合掌造りの家も、今は200棟ほどを残すのみとのことです。



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 丸デザインで構成された柱時計はめずらしいですね。



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 五箇山と白川郷は加賀藩が幕府に内密で煙硝(塩硝:火薬の原料)を作らせていたところで、この家は上煮役(塩硝の取りまとめ役)を務めた藤井長右エ門という人が建てたものだそうです。藩から訪れる役人の宿にもなっていたとのことで、一階は書院造りなのが特徴だそうです。



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 縁側です。



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 秋篠宮皇嗣殿下ご一家がご訪問された際の写真。



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 ハシゴで登った三階部分、とにかく広いです。囲炉裏で家全体を温めるため、床板の一部分はスノコ状になっています。



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 養蚕のカイコ棚。



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 「唐箕:とうみ」 脱穀した後に玄米と籾殻を選別する道具。昔teppanの実家にもありました。これはかなり綺麗ですが新しいものなのかも。



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 カンジキや雪ぐつやワラジなどが雪国らしい。



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 越中五箇山 岩瀬家WEBページ→http://www.iwaseke.jp/history/index.html


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 すぐお隣にある行徳寺、本堂の隣にある庫裏(住居)も立派な合掌造りでした。



(菅沼集落)

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 次に訪れたのは車で3キロほど移動した場所にある菅沼合掌造り集落です。乗用車30台程と大型バス4台分の駐車場あり。駐車料金(保存協力金)500円を払いました。エレベーターで集落と同じ高さまで降りられますが、国道沿いを歩いて向かうと集落の全景が見渡せます。


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 荘川が蛇行した半島(河岸段丘)部分に菅沼集落があり、9棟の合掌造りの家があります。



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 世界遺産の説明書きを見ているところ。後ろはお土産&飲食店、現役の合掌造り住宅です。
 


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 お品書き。



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 まずは集落内にある神明社を参拝。



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 神社脇に咲いていたクサノオウ、薬用植物です。



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 五箇山民俗館(写真)に入ってみました。合掌造りの家をそのまま展示館にしたもの。



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 昔の生活道具などが展示されています。囲炉裏のすぐ上の四角い枠は火アマ、上階をアマ、そのまた上階はソラアマと呼ぶそうです。



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 生活道具たち。



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 黒色火薬の原料「塩硝」の展示です。囲炉裏の周囲の土ににヒエ、タバコ、ソバガラを鋤き込み、カイコの糞やヨモギを混ぜて5年ほど寝かせて製造したそうです。



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 農作業中に赤ん坊を入れておく「つぶら」と呼ばれる篭。子育て中でも仕事をしなくてはならず、主婦はさぞ大変だったでしょうね。



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 写真は上梨地区の白山宮の祭礼「こきりこ祭り」で奉納される踊りで使われる楽器「ささら」です。人間の煩悩と同じ数の108枚の桧板を紐で結わえたもの。唄われる「こきりこ節」は日本でもっとも古い民謡とされるそうです。ちなみに「こきりこ」とは竹の棒2本で打ち鳴らす打楽器のこと。



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 合掌造り住宅の屋根裏。釘や”かすがい”を使わず縄で固定してある。これが豪雪に耐えるのに欠かせない手法とのこと。五箇山で稲作が始まったのは寒冷地でも生育する稲が開発されてから、それ以前はネソ(マンサク)の皮が使われたとのことです。


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 民俗館の軒下にあった消防ポンプ。


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 山里もアジサイの季節になりました。


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 お土産など


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 小腹が空いたのでおやつタイム。



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 飛騨牛入りおやき350円



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 屋根の葺き替えに必要なカヤ場です。これは観光用でしょうか?
"茅:カヤ”とは特定の植物を指すのではなく、スゲ、チガヤ、オガヤ(ススキ)などの総称とのことです。茅の自給率は40%くらいで、足りない分は県外から買っているそうです。五箇山全体で約100棟ある合掌造り住宅のため、自給率向上の活動が続けられているようです。
・菅沼合掌造り集落WEBページ→https://suganuma.info/


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 このトンネルを行くと中ほどにエレベーターがあります。ちょっとトンネルの向こうへ行ってみます。



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 これは籠の渡しの実物大模型。実際に川の向こう岸までロープが渡してあるようです。


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 こちらのエリアは「五箇山合掌の里」。移築された合掌造り家屋が13棟あり、コテージとして宿泊できるそうです。



(相倉集落)

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 次は菅沼集落から10キロほど車で移動して相倉(あいのくら)集落まで来ました。合掌造り住宅が20棟あるそうです。写真は集落に近い第二駐車場、協力金500円を払います。(トイレあり)


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 駐車場の上にある秋篠宮殿下の句碑です。


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 ユニークな造形のウリノキの花。



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 ウマノアシガタ



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 駐車場から山の斜面を5分ほど登ったところの展望地からは集落が見渡せます。


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 谷間の向こうは岐阜との県境にある人形山。人が2人で手を繋いでいるような雪形が残るので、古くは ”ひとがたやま”と呼ばれていたそうです。
 そういえば、この場所に来る途中、”ピィロロロロ・・・”と聞こえる印象的な鳥の鳴き声を聞いたのですが、後で調べてみたら「アカショウビン」でした。写真で見ると真っ赤なくちばしで可愛らしいです。一度でいいから姿を見てみたいと思っている鳥です。



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 ホタルブクロ


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 お腹が空いてきたので「まつや」さんでお食事。


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 まつや定食1850円×1と合掌そば1100円×2。押しの強い御主人のおすすめ(^^
定食のおかずは3人で分け合って食べました。お値段は高めですが、天ぷらもおむすびも漬け物も豆腐も皆美味しかったです。五箇山豆腐は地域の名産なんですね。


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 ムラサキツユクサ


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 これは丸くないですがクワの実で食べられます。黒くなったものはとても甘いです。



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 集落から5分ほど斜面を登ったところにある「夫婦ケヤキ」。雪崩から村を救ったとのことです。



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 ハナイカダの実。葉っぱの上に花が咲くなんて面白いですよね。



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 ハナラッキョウ



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 横文字の観光地図。



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 地主神社で参拝。



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 神社のお隣に天皇陛下(前・皇太子殿下)の句碑がありました。



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 こちらは公衆トイレ、凝ってますねえ。



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 ユキノシタの群生、これだけ密集しているのは初めて見ました。



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 これは天狗の足跡だそうです。



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 民宿をしている「勇助」は見学できるそうなので入ってみました。300円



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 カイコ棚。



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 故・海野光弘氏(版画家)の作品展示。ここ勇助に宿泊されたことがあるそう。



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 御主人はカメラマンだったそうで、村人の写真が展示してありました。”昔の人は皆良い顔をしていた” とおっしゃってました。



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 居間の様子。



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 20分の1スケールの勇助(池端家住宅)は御主人がご自分で作られたそうです、見事ですねえ!

大阪万博公園にある国立民族学博物館の日本コーナーに、ここ勇助の10分の1スケール模型が展示されていて、その製作のために約1ヶ月間も寸法どり調査しに来たとの事です。



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 屋根の表側は最近葺き替えが終わったものだそうです。昔は煮炊きや暖房は囲炉裏しか無かったので、絶えず煙で燻されて40年ほども長持ちしたそうですが、現在は20年程の寿命だそうです。
・相倉合掌集落WEBページ→http://www.g-ainokura.com/



(道の駅)(上梨地区)

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 道の駅に寄り道。ここ五箇山は昔から手漉き和紙の産地で、和紙で作った製品などが展示販売されています。



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 ぼべらソフト ”ぼべら”とはカボチャのことだそうです。美味しかったですよ。



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 2つの集落の間にある「上梨地区」にある羽馬家住宅(国指定重要文化財) 江戸中期以前のものてはないか?と言われ、五箇山の合掌造り住宅の中でも古い様式を伝える貴重なもの。屋根は最近葺き替えられたばかりみたいでした。(説明書きより:駐車場あり)
・こきりこの里上梨 WEBページ→http://www.kokiriko.com/top.html


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 お隣の住吉神社のご神木。



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 こちらも同じ下梨地区にある合掌造り「村上家住宅」。記事最初で紹介した岩瀬家住宅と同じくらい大きなものです。(駐車場あり)
中を見学できる様ですが、この日はお休みでした。
・村上家WEBページ→http://www.murakamike.jp/index.html


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 日帰り温泉で旅の疲れを癒やし帰路につきました。
・くろば温泉WEBページ→http://www2.tst.ne.jp/sasara/index3.html


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 自分土産は五箇山の地酒と、



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 五箇山堅豆腐の「いぶりとっぺ」 スライスするとおつまみに最適です。※燻した ”とっぺ=とうふ”

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