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大杉谷から大台ヶ原  後編 2018/10/21 [山歩き・ウォーキング]

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  大台ヶ原 日出ヶ岳山頂展望台から眺める熊野灘。

場所・山行日  大杉谷~大台ヶ原「日出ヶ岳:ひでがたけ:1695.12m:一等三角点」
三重県多気郡大台町~奈良県吉野郡上北山村 2018年10月20日(土)~21日(日)
ルート 1日目:(大杉谷)宮川第3発電所~大日グラ~千尋滝~平等グラ~桃の木山の家
2日目:桃の木山の家~七ツ釜滝吊り橋~堂倉滝吊り橋~粟谷小屋~日出ヶ岳~正木嶺
~尾鷲辻~大蛇グラ~尾鷲辻~大台ヶ原ビジターセンター
歩行距離 1日目:9.6Km(平面距離)
2日目:15.6Km(平面距離)
標高差  宮川第3発電所~桃の木山の家+190m 
桃の木山の家~堂倉滝+295m 堂倉滝~粟谷小屋+360m 粟谷小屋~日出ヶ岳+550m
所要時間 1日目:03時間33分 12:00~15:33 (休憩時間含む:2.7km/h)
2日目:08時間30分 05:56~14:26 (休憩・昼食時間含む:1.8Km/h)
Google earth俯瞰図はこちら


 日本三大峡谷の1つ大杉谷ハイキング後編です。レポートは桃の木山の家からスタート。
 前編はこちらをクリック!


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 小屋の朝ごはん、お代わりOKです。



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 2日目は大台ヶ原の日出ヶ岳まで標高差1200mを登らなくてはなりません。



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 小屋の先にあった道しるべ、小さなピッケルが添えてありました。



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 常時濡れている場所もありますので、滑らない様に注意が必要です。



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 小屋から25分ほどで七ツ釜滝休憩所に到着。



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 日本の滝百選に選ばれている七ツ釜滝(写真クリックで拡大表示)



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 このように頑丈な鎖が設置されているので安心して歩けます。この先は事故が多い危険個所、下りだと注意が要ります。



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 足元にはダイモンジソウ。



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 入浴剤を入れたかのような鮮やかな緑色です。



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 前方に崩壊地が見えてきました。2004年の水害で崩れて不通になっていた登山道が全線開通したのは、つい4年前のことです。



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 こんな岩場が数多くあります。



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 巨大な岩石がゴロゴロした崩壊地。岩を縫うように登りました。歩きやすいように石を組んであったり、岩を割ったりした跡もあり。復旧には多大な労力と時間が掛かったことでしょう。本当に頭が下がりますね。(kameさん撮影)



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 崩壊地を抜けると、また滝が見えてきました。


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 光滝です。これも落差があり全体は写りません。



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 1日目までとは違い、谷沿い道も急登が幾つも現れて疲れてきます。でも大変なのはこれから。



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 慌てず焦らず一歩一歩。



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 隠滝手前の吊り橋から下を覗いたところ。深い緑です、少なくとも水深10mはありそうですね。


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 与八郎滝は対称な二筋の流れが美しいです。さらに上も二筋になっていますが、写真では一部しか写っていません。



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 廊下状の谷。



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 こんなところに取水堰がありました。日曜日は取水量を減らして、下流の滝の見栄えを良くしているそうです。もっとも、大杉谷の名瀑のほとんどは支流にあって、本流に掛かっているのは七ツ釜滝と隠滝くらいですが。



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 そしてこれが堂倉滝、ここで大杉谷とはお別れです。初日からここまで10本の吊り橋を渡ってきました。




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 これも支流の堂倉谷に掛かる滝です。大杉谷から見える他の滝に比べると落差は少ないですが、滝壺周辺の雰囲気が素晴らしかったです!同行した方ではありませんが、写真のモデルになっていただきましたm(_ _)m



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 いよいよ尾根の急登へ入っていきます。(kameさん撮影)



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 ここから粟谷小屋までが今回のコースで一番キツイところ。



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 段差が大きく登るのにも体力が要ります。



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 やがて斜度が緩くなって下り始めると、突然林道が現れました。



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 林道をしばらく歩いた先に小屋。



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 粟谷小屋(あわだにごや)です。小屋番さんはお出かけしていて留守でしたが、水場とトイレ(有料)が利用できるので助かります。



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 林道からは写真の様な谷間を登り、日出ヶ岳へ向かいます。因みに粟谷小屋までの手前、林道から左上の尾根に上がれば堂倉避難小屋があり、そこからのルートもいづれこのルートと合流します。



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 堂倉避難小屋からのルートとの合流地点。



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 しばらく平坦になって一息つけるところです。この先がシャクナゲ坂。名前の通り階段の両脇にシャクナゲが自生していました。



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 この階段道を登り切ると、日出ヶ岳へ続く主稜線に出ます。



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 これは倒れていた大木の根っこです。意外に根が浅いんですね~



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 岩場の急登を登り切ると、(kameさん撮影)



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 ちょっと展望が開けた場所がありました。すぐ近くに熊野灘が見えました。この先一旦斜度が緩んでシャクナゲ平に出ます。



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 低い笹原とブナの黄葉、開放的ですごく気持ちの良い場所です。いよいよ日出ヶ岳への最後の登りに差し掛かってきました。



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 裏側が大きくえぐれていたヒノキの大木。



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 これは別の大ヒノキ。植林のものとは違って力強さにあふれていますね。



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 上空が開けてきたらもうひと頑張りです。後ろを振り返ると熊野灘が見えました。




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 一般観光客が入らないように注意書あり。



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 小屋を出発してから5時間40分、長い道のりでしたがようやく日出ヶ岳に到着しました。(kameさん撮影)



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 展望台から西方向には大峯山脈の山々が見渡せました。大峯奥駆道もぜひ歩いてみたいですね。少し前なら富士山も見えていたと、双眼鏡を持った男性が言っておられました。



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 紅葉に彩られた正木嶺。



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 大杉谷とは打って変わってハイキングツアー客や観光客が続々と登ってきます。あまりの人の多さにビックリ!



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 ここで昼食にしました。桃の木小屋のお弁当は人気の中華ちまき♪(要予約)



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 全国屈指の年間降水量を誇る大台ヶ原、こんな快晴は滅多にないチャンスです。せっかくなので、人が多いのを承知で大蛇グラまで足を伸ばしてみることにしました。1日2便(土日祝のみ)ある臨時バスは後発に乗るつもりで向かいました。



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 広くて超豪華な木道、後ろは先ほどまで居た日出ヶ岳です。



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 正木嶺(正木峠)の頂上は笹原で開放的。大台ヶ原で一番眺めと雰囲気が良い場所。



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 立ち枯れの向こうは熊野灘。



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 快晴でも深すぎて薄暗かった大杉谷とは違い、ここ大台ヶ原は明るく青い空と海が見えるので気分も爽快です。



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 伊勢湾台風被害で立ち枯れとなったトウヒも短くなってきましたね。



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 尾鷲湾に向かって下る感じ、実に爽快です!木道を下る間に2つのハイキングツアー団体さんを追い越しました。



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 ザックを尾鷲辻にデポして、身軽になって大蛇グラへ向かいます。



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 大蛇グラでは予想どおり撮影順番待ちでした^^; 岩場は馬の背状で、しかも急な前下がりになっているので、怖がって四つん這いの人が居ますね。



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 大蛇グラ展望地の先端から。真下に見えるのが東大台のシンボル「不動返し」です。前回ここに立ち寄った時は時間が早くて、まだ陽が十分に当たっていませんでしたが、今日はしっかり日光が当たって綺麗でした。




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 南方向には紀伊半島南部の山々。綿々とつづく山並みがいいです。



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 大蛇グラを後にして尾鷲辻へ戻ります。途中の牛石ヶ原に鎮座する「牛石」。



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 牛石ヶ原には大きな神武天皇像もあります。

 ちょっとネットで調べてみました。大台教会の古川嵩(かさむ)さんという教会長さんが主導して建造されたとのこと。

 以下一部抜粋
 ”神武天皇が大和への東征において熊野から大台ケ原を越えたとすれば、天皇こそがこの地の開山者であり、天皇が腰掛けたと伝わる「御輿石(みこしいし)」に銅像を建設するのがふさわしい”
と考えこの地に設置されたとのことです。重さは45tとも書いてありました。
 参考ブログリンク↓
https://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/2f2032e2f111f76f9dc6f5101fef9a9b


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 尾鷲辻まで戻ってきました。ここからまたザックを背負ってバス停へと向かいます。
 


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 逆光の黄葉がきれいです。



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 駐車場へは緩やかに下って緩やかな登り返しになりますが、これまでの疲れが蓄積していて、坂が地味に効いてきます。^^;



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 大台ヶ原駐車場に着くと車でいっぱい。バスは何とか1便目に滑り込みセーフ!ゆっくりしている間はありませんでした。ザックを抱えながら約2時間弱のバス旅です。(kameさん撮影)



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 近鉄大和上市駅で電車に乗り換え。最終的に特急アーバンライナーに乗ってみたら満席に近くなっていたので、予めこの駅で特急券を購入しておいて正解でした。(近鉄8000系電車)



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 橿原神宮前駅で乗り換え。(近鉄6400系電車)
実はこの駅での乗り換えですが、最初に乗った電車が3分ほど遅れて1本後の電車になってしまいました。乗り込んだ写真の電車も予定時刻になってもすぐ出発せず、一体どうしてなの?と思いました。車掌さんの動きを観察していて気が付きましたが、乗り換え客を待っていたのです。スケジュールをキッチリ組んでいたのでヤキモキしましたが、人情味あふれる近鉄線には好感が持てました。



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 大和八木駅で乗り換え。写真はホームに停車していた難波←→賢島間を走る特急しまかぜ。(近鉄50000系電車)



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 乗り遅れてしまうかと、ちょっと心配しましたが、無事このアーバンラーナーに乗車できました。ここから名古屋駅まで乗換なしです。(近鉄21020系電車)



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 電車はほぼ満席です。車内販売のお嬢さんも接客が丁寧で、とっても快適な鉄旅でした。



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 缶ビールで乾杯。公共交通機関利用の山歩きならではのお楽しみです。う~んうまい!あれっ?ラベルがちょっと変ですね~^^;



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 車内販売の弁当が売り切れだったので、名古屋エキチカ・サンロード内のお店で夕食。写真は空いてる席に置かせてもらったザックです。2日間ご苦労さん!




(あとがき)

 当初計画では1年前に歩くはずでしたが、天候不順で鉄道・バス共に運休の可能性があったりで延期されていました。そんな事もあり今年こそは!と望んだこの2日間、素晴らしいお天気に恵まれ、美しいグリーンの淵や芸術的な滝の数々に感動し、お酒もたくさんいただいて、満足の2日間となりました。



 1日目、桃の木小屋までの標高差はわずかでしたが、谷沿いの崖の岩盤を削って開かれた荒々しい登山道は結構アップダウンがあり疲れます。要所には鎖が設置されており、油断しなければ大丈夫ですが、雨が降ったり、暗くなったり、体力が落ちている時は注意が必要です。
 それにしても、岩割りのクサビ跡を見るにつけ、この登山道を整備するにはとてつもない労力が必要だったろうと思いました。ありがたく歩かせてもらいましたが、感謝あるのみですね。


 桃の木小屋には今年リニューアルされた檜風呂が待っていて、湯舟に浸かって疲れを癒やすことができるのは最高でした。食事の後は皆さんの山談義に加えて頂き楽しい一夜となりました。


 2日目は桃の木小屋から日出ヶ岳まで標高差1200mを登るというteppan夫婦にとってはかなりのハードスケジュール。ペースが遅く、kameさんに随分迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。
 美しい笹原のピークに建つ日出ヶ岳の展望台では快晴に恵まれ、熊野灘や台高・大峰の山々まで360度展望が素晴らしかったです。その時は雲が掛かって良く分かりませんでしたが、双眼鏡を持つ男性が富士山が見えたと言っておられました。


 こんな快晴の大台ヶ原なんて滅多にないチャンス、せっかくなのでkameさんに無理を言って大蛇嵓まで足を伸ばすことにしました。紅葉時期の日曜日なので、広いウッドデッキ道は観光客や登山者で大賑わい。ツアー客を次々と追い越しながら急いで到着した大蛇嵓では、思った通り撮影順番待ちでした。快晴のお天気の下、不動返しの向こうに大峰の山々がまず目に飛び込んで来て、綿々と続く吉野や紀伊の山々の眺めがとても素晴らしかったです。渓谷美や絶景を存分に堪能できた2日間でした。



(備忘録)

アプローチ
【往路】

・名古屋→三瀬谷(JR東海・ワイドビュー南紀1号):2170円(運賃)+2010円(特急料金)
・三瀬谷→登山口(エス・パール交通 登山バス):2500円 ※要予約です

【復路】
・大台ケ原→大和上市駅(奈良交通バス):2000円
・大和上市→橿原神宮前(近鉄吉野線):運賃 大和上市→近鉄名古屋:2280円
・橿原神宮前→大和八木(近鉄橿原線)
・大和八木→近鉄名古屋(アーバンライナー):特急料金:1610円
  電車・バス運賃は1名あたりの金額。JR線の運賃、近鉄線の運賃、奈良交通バス運賃の支払いは交通系ICカード使用可。


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コメント 2

いた

いいですね
私も行ってみたい!
この時期ならヒルが出ないのかな

2日目のペースすごいですね
無理だ!
by いた (2018-11-01 21:03) 

teppan

いたさん、こんばんは

 大杉谷はグリーンの淵や見応えのある滝があって良い所でした。もうこの時期はヒルの心配は無いようです。
 桃の木小屋~日出ヶ岳間はちょっと大変ですが、皆さん頑張って歩かれてました。いたさんもぜひお出かけ下さい。
by teppan (2018-11-04 18:24) 

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