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近江鈴鹿の山 サクラグチ~能登ヶ峰 鮎河から周回 2017/10/5 [山歩き・ウォーキング]

 久しぶりに鈴鹿山脈南部の山を歩いてきました。
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 鹿の楽園付近 草原にススキが揺れる。
場所・山行日 「サクラグチ:918.46m:三等三角点」「横谷山:873m:独標」
「能登ヶ峰:759.28m:三等三角点」2017年10月5日(木)
滋賀県甲賀市土山町鮎河・大河原・黒滝
ルート  うぐい川公園駐車場~サクラグチ~横谷山~カタコシ峠~鹿の楽園
~能登ヶ峰~うぐい川公園駐車場
歩行距離 16.0Km(平面距離)
標高差  鮎河集落~サクラグチ+610m 横谷山~カタコシ峠-225m
カタコシ峠~能登ヶ峰+108m 能登ヶ峰~鮎河集落-460m
所要時間 09時間22分 06:22~15:44 (休憩・昼食時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら

 2年前に甲賀市土山町黒滝から「鹿の楽園」で知られる能登ヶ峰と御所平を周回しましたが、その際、能登ヶ峰の北側に同じ様に長い稜線を連ねる山々を見て、いつか歩いてみたいと思っていました。近畿・名古屋圏のハイキング場としてメジャーな鈴鹿山脈ですが、このあたりは歩く人も限られているエリアです。

 ※今回のルートは整備されておらず、色のあせたテープ指標を確認しながらの歩きです。地形図やコンパス、GPS等のルートファインディングを要します。


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 目的地へ向かう途中、国道477号武平峠近くの駐車場から見た四日市市街の朝景です。遠くは南ア南部に恵那山と大川入山、地元の里山・猿投山も見えました。


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 鈴鹿スカイライン(国道477号線)を走って滋賀県甲賀市土山町鮎河(あいが)にある「うぐい川公園」の駐車場に着きました。ここが今日のスタート地点になります。後方に見えている山が能登ヶ峰です。


 鮎河(あいが)は御在所岳や鎌ヶ岳を水源とする野洲川(やすがわ)上流域の集落で、野洲川とその支流「うぐい川」の堤防沿いに咲く千本桜が有名です。また、まぼろしの伝統野菜「鮎河菜:あいがな」が栽培されていて、そのほとんどは自家用だそうですが、3月中旬~4月上旬に土山町の道の駅で販売されるそうです。今回は手に入りませんでしたが、鮎河産のお米で造った地酒もあるそうなので、いつか飲んでみようと思います。
※製造元・安井醸造場→http://hatsusakura.jp/


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 うぐい川の桜並木 春はきっと見事でしょうね。


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 まずは地元の三上六所神社で安全祈願。


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 狛犬さんがたくさん並んでいる立派な神社です。拝殿はこの奥にあります。


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 猟犬と共に猛獣を退治したと伝わる三上三郎が祀られている。


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 社殿の横にあったケヤキの巨木。


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 集落内を歩いて尾根取り付きへ向かいます。 手前の小山には鮎河城跡と三角点があって登る事もできます。鮎河には他にも城跡が3つあるそうで、南北朝時代~戦国時代には重要な場所だったことが覗えます。


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 集落内の土手に咲くノコンギク。


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 鮎河城跡のある小山には道があって登る事ができるみたいです。(画像クリックで拡大)


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 ママコノシリヌグイ


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 ゲンノショウコ


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 アキチョウジ 
集落内で見かけた花、皆ごくありふれた野草ですが、良く見るとなかなかの造形をしていますね。


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 扉を開けて林道へ入る。


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 少し歩いて、写真の橋を渡って左の谷沿いへ入りました。サクラグチへ続く稜線へは登山口の案内表示はありません。ネットで参考にしたレポートでも様々な場所から取り付いている様です。


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 谷沿いには微かな踏み跡がありました。


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 張り出した枝が煩わしく、歩きにくくなってきたので、写真の場所から右手の支尾根に取り付きました。林道から直接この尾根に入れば良かったかもしれません。


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 急なヤセ尾根を主稜線目指して登ります。古いテープ指標が所々ありました。


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 なだらかな植林地になりました。前方がサクラグチヘ続く主稜線です。


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 ここからはだいたい尾根芯を歩けば大丈夫です。登山の為の道ではなくて、いわゆる杣道ですね。


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 現在は休校中になっている鮎河小学校PTAの登山記念看板がありました。


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 後で通過する予定の能登ヶ峰「鹿の楽園」が見える。


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 789mピーク手前は標高差約200mのキツい登りが待っていました。


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 ピーク手前は東側が崩壊しています。


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 仙ヶ岳が見えました。


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 789mピークは分岐地点になっており、野洲川ダムへのルートがある様です。


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 再び鮎河小の記念看板がある場所からは、


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 仙ヶ岳と御所平、手前に能登ヶ峰から続く稜線が良く見えました。


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 ここまで植林の尾根でしたが、こんな二次林の開放的な地点もあります。


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 891mピークには西峰の表示版。サクラグチの”西峰”ということでしょう。


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 北西が開けていて、近江四高山のひとつ、綿向山が良く見えました。


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 稜線上には花はほとんど咲いていませんでした。あったのはこれ、トリカブトの仲間ですが、花茎に毛が生えていないので「カワチブシ」としておきます。


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 サクラグチの頂上に着きました。木々に囲まれ展望はありません。今回はここから南東へ進みますが、北西へ下れば野洲川ダム湖沿いの国道にある「深山橋」に出るそうです。


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 三等三角点:大河原:918.46m、本日の行程で一番高い地点です。
サクラグチの山頂部は広いので、進む前にコンパスで方向を確認した方が良いです。


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 サクラグチから横谷山へ向う途中、880mピークの手前から南の山腹をトラバースする様に踏み跡が付いていました。


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 南西から続く尾根に乗ったところ。ここから880mピークへ登る。


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 ピークに近くなると東側が大きく崩落しており抜群の眺めです!


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 県境になっている宮指路岳~仙ヶ岳の稜線が良く見えます。


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 ガケの縁を歩いてピークへ。落ちたらアウトなので油断しない様に歩きます。


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 さらに稜線を進むと気持ちの良い自然林。


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 途中北側が開けている地点がありました。水無山~綿向山~祝ヶ岳(イハイガ)と、


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 雨乞岳が眺められる。


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 さらに進んで途中の870mピークにあった表示です。これから行く横谷山の西峰。


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 地形図にはない図根点が埋まっていました。


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 ピークの南側のガケからこれから歩く能登ヶ峰の稜線が見えました。


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 ヤセ尾根上に経っていた杉の大木。


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 アップダウンを繰り返し、これが横谷山への登り。


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 横谷山頂上です。


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 ピークの少し先が分岐地点。猪足谷の案内があった。今回は反対方向の南へ下る。


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 里山も秋です、ヤマグリのイガがたくさん落ちていました。実は小さいけど美味しいんですよね。


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 横谷山から南方向へ下ります。
やがて標高800mあたりから尾根が南西へ向きを変えますが、カタコシ峠へ向かうには少し先の780m付近(写真の地点)から尾根を外れて左の山腹を下ります。尾根なりに下ると「うぐい川」に降りてしまうので注意。


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 急な山腹を向かって左寄りに下って行き、南へ続く尾根に乗ります。


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 カタコシ峠。ここから東へ下れば田村川の堰堤横に降りられます。


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 峠からの登り返しはしばらくヤセ尾根。


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 アップダウンを繰り返して758mピーク手前の鞍部です。ここがこの日一番の急登です。


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 立木につかまりながら必死に登る。斜度は40度ほどです。途中から左手(南方向)へ山腹をトラバースしてピークを巻きます。


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 アセビの林に囲まれた696mピークです。テープ指標はここよりずっと南側ですが、アセビの藪が濃く北側から大きくピークを巻いてルート復帰しました。


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 696mピークから来た方向を振り返ったところ。右端が仙ヶ岳で左手前の山が激急だった758mピークです。
 


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 途中の広場で昼食を摂った後、鹿の楽園に向かいます。相変わらずアセビジャングルに煩わされながらテープ指標を探す歩きです。


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 やがて目の前が開けると、そこが「鹿の楽園」です。広い斜面が向かい合わせにキレット状になっている、変わった地形です。私はその頃を知りませんが、10年前は一面笹原の素敵な斜面だったそうです。


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 往きに歩いた尾根の向こうに綿向山が見えました。
笹が無くなってしまったのは鹿による食害だと言われています。鹿が食べないアセビとススキが残っているという、特異な植生になっています。ただ、笹が消滅したのは鹿だけのせいではないのかもしれません・・・


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 アキノキリンソウ


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 2年前には割れて落ちていた「鹿の楽園」案内板。誰かがくくりつけてくれた様です。^^


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 能登ヶ峰頂上に到着。ここも展望はありません。


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 三等三角点:野登ヶ峯:759.28m。


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 能登ヶ峰頂上付近はキッコウハグマがたくさん。これから風車のような可愛い花が咲きます。


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 能登ヶ峰からは北西の尾根を下ります。標高670m付近から左へそれ、しばらく下って写真の場所からさらに尾根を外れて左へ下りました。地形図にある破線のルートにほぼ沿って下る。


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 やがてジグザグの溝道になり、


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 シダに覆われた山腹道を抜けたら林道に出ました。


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 林道脇に咲いていたアケボノソウ。


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 「うぐい川」出たら、


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 堤防の桜並木道を歩いて約250m、


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 公園の駐車場に無事到着です。


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 帰りに大河原温泉・かもしか荘で入浴。

レストランには野洲川ダムカレーと青土ダムカレーがメニューにありました。(準備中で食べられず・・・)




【備忘録】感想・登山道状況等

 近畿・名古屋圏のハイキング場としてメジャーな鈴鹿山脈ですが、このあたりはマイナーエリアで歩く人も限られています。
 道案内は色あせた赤テープ指標とピークにある山名板のみで、全くと言って良いほど整備されていません。植林の間伐材や落ちた枝が転がり歩きにくい個所が多く、急登、ヤセ尾根、アセビジャングルやススキの藪漕ぎもあって大変でしたが、途中素晴らしい展望地が幾つかあって、変化に富んだ?山歩きが楽しめました^^; 他の鈴鹿とはひと味違う、静かな山歩きが楽しみたい方にはおすすめです。

【鮎河(あいが)集落~サクラグチ】登山口の案内表示はありません。獣避けフェンスの扉を開けて林道に入り、適当な場所から稜線に取り付きました。過去に歩いた方のレポートでも取り付き位置は様々です。稜線上はほとんど植林で、間伐材と落ちた枝が散乱して歩きにくい。途中ガケ上から展望が開けている地点あり。(南側2ヶ所・北側1ヶ所)南側は仙ヶ岳と能登ヶ峰、北側は綿向山が見えます。

【サクラグチ~横谷山】北側に1ヶ所、綿向山と雨乞岳が見える展望地あり。
途中にある880mピークで進行方向が90度変わります。ピーク手前で一旦南側へ山腹を巻き、北東へ登り返してピークを越える。ピーク横のガレ地からの展望は素晴らしく必見!横谷山手前にはヤセ尾根の通過がある。

【横谷山~カタコシ峠】尾根を南下します。標高800m付近で尾根が西寄りに向きを変えますが、標高780m付近まで下ったら尾根を外れて南へ山腹を急降下する。そのまま尾根なりに進むと「うぐい川」に降りてしまうので注意。

【カタコシ峠~能登ヶ峰】序盤はヤセ尾根。758mピーク手前は激急尾根を直登して途中から山腹を東側へトラバース。ここから鹿の楽園までは踏み跡が判りづらい。テープ指標を探しながら、基本尾根の左寄り(南東寄り)を意識して歩く。鹿の楽園はこの季節ススキが繁って足元が見にくいので注意。

【能登ヶ峰~鮎河集落】山頂から北西へ続く尾根を下る。標高680m付近から稜線を外れて西の山腹を下り別の尾根に乗る。テープ指標に従い下るとやがて山腹のジグザグになり未舗装林道に出るので、後は道なりに下れば「うぐい川」の左岸に出る。


タグ:鈴鹿の山
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