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愛鷹山 黒岳~越前岳~呼子岳~鋸岳~位牌岳周回 2017/7/16 [山歩き・ウォーキング]

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 愛鷹山・黒岳山頂からの富士山


場所・山行日
 愛鷹山:あしたかやま 「黒岳:1086.5m:三等三角点」
「越前岳:1504.22m:二等三角点」「呼子岳:1310m:独標」
「蓬莱山(鋸岳):1296m:独標」「位牌岳:1457.53m:三等三角点」
ルート  須山山神社~富士見峠~黒岳~越前岳~呼子岳~割石峠
~蓬莱山(鋸岳)位牌岳~前岳~須山山神社
歩行距離 13.1km/15.6km(平面/沿面距離)
標高差  山神社P~富士見峠+250m 富士見峠~黒岳+-94m 
富士見峠~鋸岳展望+190m 鋸岳展望~越前岳+310m
越前岳~高場所分岐-190m 呼子岳~位牌岳+150m
位牌岳~前岳-120m 前岳~大川入林道-460m
所要時間 11時間28分 06:15~17:43 (休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はこちら   Google earth俯瞰図はこちら

 この日は山SNS仲間と一緒に初めての愛鷹山へ遠征してきました。
 誘ってくれたメンバーの計画書を見ると「鋸岳」の名前が… 愛鷹山塊の最高峰「越前岳」の名は知っていましたが鋸岳は知りません。ちょっと調べてみたら、崩壊の進んだ縦走路上の厳しいコースだと知りました。ビビって一時は遠慮させていただこうと思ったのですが、メンバーのサポートのおかげで登破できました。

 ※蓬莱山(鋸岳)~位牌岳の間の稜線は危険個所が数多くあり、急な登下降の繰り返しです。万が一の為の装備をしっかりと整え、山慣れたメンバーとグループでの慎重な行動が望まれます。踏み跡の幅が靴の幅程もない箇所もあり、夏場は草が茂って足元が非常に見難いので、細心の注意を払って行動する必要があります。


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 参加メンバーの自宅はバラバラなのでこの日は現地集合。私達は同じ愛知に住むkameさんの車に同乗させてもらってのアプローチ。写真はサファリパーク付近から見た朝の富士山。途中まで雲の中で全く見えなかったのに、現地近くになったらこの通りスッキリ姿を現してくれました!

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 富士山と反対側には今日歩く予定の黒岳(左)と越前岳(右)が見えています。

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 須山・山神社の駐車場です。メンバー全員揃ったので準備をしてスタート。

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 山神社登山口

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 少し登ると社がありました。本日の安全を祈願。

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 今日の山頂の予想気温は20度くらい、比較的過ごしやすいかな?と思っていたのですが蒸し暑い…

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 しばらく登って愛鷹山荘手前にトイレがありました。写真は「小キジ用」

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 反対側が「大キジ兼用」。中に「大野路」(近くの温泉宿)の温泉割引券箱がありました。なかなか粋な?場所を選んだものですね^^;

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 愛鷹山荘 避難小屋として使わせてもらえるようです。

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 中はちょっとカビ臭いですが、緊急時にはありがたいですね。

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 富士見峠に到着。回りは木々に囲まれて富士山は見えません。

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 峠から一旦北東へ向かい黒岳山頂をピストンしました。

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 黒岳展望広場 一部伐採されていて間から富士山が見えました。

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 さらに山頂を目指す。この時はまだ軽快な足取りでした。^^;

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 黒岳の山頂に到着です。美しい富士の稜線。愛知県からでもお天気の良い日なら山の上から頭だけ見える時がありますが、これは間近でしか見られない姿です。地元の方にとっては当たり前の風景でも、私にとっては感激の展望!
 
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 三等三角点 須山村 1086.5m

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 東にも展望がありました。箱根の山々でしょうか?
先ほどから時々”ドーン!”と雷鳴の様な大きな音が聞こえる様になりましたが、富士山麓で陸上自衛隊の演習が始まったみたいです。解ってはいても音がする度にビックリ!まだ7:30頃なのですが、近隣住民の方々から苦情は出ないのかな?

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 富士見峠に戻り、今度は越前岳へと続く稜線を行きます。古い火山で崩れやすく、踏跡は深い溝道になっていました。人が歩いた個所は下草が絶え、雨で土が流されてしまうのでこの様になってしまいます。山歩きを趣味とする者として後ろめたさを感じます…

 こうした様子を見る限り、地元行政の観光予算はほとんど富士山に注入されている様な印象を受けます。愛鷹山にも、もっと予算を割いて頂けないものかと思いました。

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 鋸岳展望台

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 今回歩く予定の稜線が見えています。一番左の高いピークが位牌岳。

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 鋸岳の核心部です。なかなかエグいギザギザですねえ^^;

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 富士見台です。富士山を展望するためのミニ櫓があったので登ってみましたが、ガスで微かに見える程度でした。ここから撮影された富士山が、昭和13年発行の切手の図案になったと説明板にありました。

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 長~い稜線歩きもようやく終わって越前岳の山頂に着きました。結構大勢のハイカーで賑わっています。

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 二等三角点:印野村:1504.22m

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 田子の浦も富士山も真白なガスに覆われて全く見えませんでしたが、しばらくすると富士が姿を見せてくれました。ここで全員昼食にしました。

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 一番左の尖った部分が剣ヶ峰でしょう。雪渓も確認できますね。

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 メンバー全員でタッチ!

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 越前岳から呼子岳は急な下りです。写真は分岐地点 (左)呼子岳、(右)高場所経由勢子辻方面

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 呼子岳に到着。朝、富士見峠で出会った4人グループの方々が休憩しておられました。地元にお住まいで愛鷹山に詳しく、色々アドバイスを頂きました。カメラのシャッターも押して下さいました。ありがとうございました。

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 ヤマボウシ

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 割石峠に到着。

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 南側は深い谷になっています。ルートもあるみたいですね。

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 写真の北側を下るとスタートした山神社へ行けます。

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 天狗の畑と呼ばれる場所です。正面に見えている形の良いピークは大岳です。

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 ここで万が一に備えての装備を身につけました。

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 ”スソノレイホー”とは「裾野麗峰山の会」という団体さんだそうで、ブナの定点観察の札の様です。そう言えば越前岳の山頂手前あたりからブナがチラホラ見られるようになりました。大木はありませんでしたが、太平洋側に残るブナは貴重ですね。

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 蓬莱山(地形図上では鋸岳独標1206m)到着。相棒はkameさんにアンザイレンしてもらいます。(ritaさん撮影)

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 ここからいよいよ核心部に入ります。(ritaさん撮影)

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 これから進む鋸岳の稜線。左奥が前岳、右の一番高いのが位牌岳です、恐ろしげな名前ですね。

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 いきなり緊張する場所に出ました。山腹の斜度はかなりのもです。足場は狭く、夏草が生い茂って見にくいので慎重に歩を進めます。

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 落ちたらタダでは済みません。

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 縦走路は南側の山腹をアップダウンする様に付けられています。急登と急降下の繰り返し。

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 rita嬢とdaishohさん、難所もスイスイと身軽にこなして行きます。

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 ウスユキソウに似た草や、

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 アカショウマの花。ナナカマドも見かけたし、独特な気候によるものなのか?この標高でも高山植物に類する花が見られます。

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 登ったり下ったり息つく暇もない縦走路。
 

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 このキレットを下から登る。鋸岳展望台から見えたノコ刃の鋭い部分かな?

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 フィックスロープを止めているクサビが一個所抜けている地点。前方に飛び移って左へ登り返す。右側は落ちたらヤバイです。

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 古い鎖が垂れたキレットの下から、濡れてズルズル滑る溝を登ります。鎖を信じて腕力で体を持ち上げるしか方法がありません。足元の石ころがボロボロ崩れ落ちるので、その度に後続者に注意を促す必要があります。

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 左側はガケ、草の中にフィックスロープが張られています。靴底より狭い足場を使って飛び移る。

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 ヤマシャクヤクみたいなツボミの植物、いっぱいありましたが何という草なのでしょうか?
※どうやらタマアジサイのようです。2017/7/28追記

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 ここも腕力が必要な岩場、なかなかキツイです。

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 相棒は必死にkameさんに着いて行きます。もうすでに満身創痍…

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 カニの横ばい

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 ここもファイト~!いっぱ~つ!の登り。足が上がらないので後ろから持ち上げてやりました^^;

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 何イチゴかな?

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 岩場にはこのイワタバコがチラホラ生えていました。南海上からの湿った空気がこの植物にとって良い環境なんですね。

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 奇岩

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 この鞍部からスタート地点の山神社へエスケープできそうです。蒸し暑いこともあって、ここまでかなり時間を消費していたので今後のルートを全員で相談、予定どおり位牌岳へ向かう事にしました。

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 ここから先も足場の狭い山腹のトラバース。左はガケなので一時も気が抜けません。

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 ここから尾根芯へ急登。かなりの斜度で鎖に頼らないと登れません。

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 尾根芯に乗ってやっと一息、疲労の色が濃いメンバーです。もうこの先に危険個所は無く、後は体力勝負です^^;

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 そしてようやくたどり着きました、位牌岳山頂です。

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 山頂は広々としています。危機対応用装備を解いて休憩。

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 三等三角点:大沢入:1457.53m タッチです!


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 しばし休憩の後、前岳へ向かいます。途中の稜線から富士の頭が見えました!

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 もうかなり疲労しており、前方の前岳がすごく遠く感じます…

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 前岳山頂です。轍みたいなスジが付いていましたが何でしょう?左の大沢入林道方面へ向かいますが、急なヤセ尾根の急降下がしばらく続いて、疲労した体にはとてもキツかったです^^;

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 傾斜が緩んで緑の林を進む。

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 開いたイワタバコを見つけました!(ritaさん撮影)

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 尾根を下ったら沢に出るはずなので、冷たい流れで顔を洗おうと全員期待していたのですが… 全く水が流れていません…なんてこったい! 火山岩質の山だから水気はみんな染みこんじゃうんですね…^^;

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 長い林道歩きの後、やっとスタート地点が見えて来ました!ああ~疲れた~

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 途中で見つけたヘビの抜け殻。アオダイショウですね。

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 疲れた体で集合写真。皆さん大変お疲れ様でした!事故やケガも無く無事周回できました、山神社の神様に感謝ですm(_ _)m

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水鵬

こんちは~ ロングトレイルお疲れ様でした。この昨今の暑さの中、中々ロングトレイルは覚悟が要りますねw
なので、最近は近場の小さな山を少し歩く程度にしています。
仕事では良く行く静岡にある愛鷹山。
PAは良く利用しますがw
いつかは登ってみたい山のひとつです^^b
by 水鵬 (2017-07-25 15:06) 

teppan

こんにちは水鵬さん

愛鷹山は標高1500mなので上は涼しいかな~と、思っていたんですがさにあらず… 湿った空気が海から流れてきて、風も弱くて蒸し暑かったです。

富士山のすぐ近くなのに、木が茂っていて意外に見える場所は少ないんですね、ここはやはり秋から雪の降る冬がベストシーズンの様です。

そう言えば、南部のピークなら愛鷹SAから歩くルートがある様ですよ。
by teppan (2017-07-26 08:48) 

よしころん

teppanさん、こんにちは^^
愛鷹山、山を始めたころ鍛えてもらった山で初めて雪道歩いたのもこの山でした^^
鋸岳だけは近づかないようにしていましたが、やはり正解だったようです^^;
山神社~前岳~位牌岳~大沢入林道~山神社 歩いた際、位牌岳からの下り、雪に鎖が埋もれていたため鎖のトラバース箇所を見落とし迷いそうになった思い出も…^^;
鋸岳含めての日帰り周回、体力的にも精神的にもどんなにかハードだったことと思います。
本当にお疲れ様でした。

>お写真を撮るとき、一枚にどのくらいの時間をかけていらっしゃいますか?
ご質問の件ですが、山行のハードさでかなり差があります。
今回の奥日光は標高差もなく木道も整備されており、お花+写真メインでカメラ2台、レンズも計4本持参で歩きました。
行程的にも時間的にも余裕があったので1枚1枚比較的時間をかけて撮っています。
対して先日の谷川岳西黒尾根はカメラ1台、レンズ計2本。
ポイントまで写真は封印。歩くことに集中しています。
山頂稜線に乗ってからゆっくり撮ったかんじです。
撮り始めるとその場に5分くらいは余裕で佇んでいます^^;

泊まりの際も荷物が重いこともあり基本歩くことに集中。
あぁ~~~!と思ったときだけ撮る(笑)
あとその日の体調にもよりますかね。
体調よくないとやはり撮っただけになることが多いです(笑)

こんな感じですが伝わりましたかね~
by よしころん (2017-07-27 09:12) 

teppan

こんにちは、よしころんさん
 愛鷹山はよく歩かれるんですね。
やはり積雪時期が一番良さそうなんですが、暑い時期の周回となりました。水場がなく、水分が底を尽きかけ計算が甘かったです^^;

 鋸の稜線は崩壊が進んでいて「立入ご遠慮下さい」の警告看板が立っていました。なるほど危険個所が多くありましたが、新しい鎖やテープが設置してある個所もあって、常に誰かが歩いている様子でした。もう行きませんが^^;  よしころんさんのブログにあった、うっすら雪をかぶった鋸岳の稜線写真は、まるでアルプスの様ですね。

 写真撮影の様子を教えて頂きありがとうございます。機材だけでも結構な重量になりそうですね、心に訴える写真を撮るには、まずは労力とゆとりが必要なんですね。そして最も肝心な撮り手のセンス、よしころんさんの写真を拝見し、少しでも磨かれればなあ、と思います^^
by teppan (2017-07-27 15:09) 

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