So-net無料ブログ作成
検索選択
 
 
[次項有]てっぱん家の地域別-山記事リストはここをクリックしてください!!
  teppanお気に入りのウェブページは下のリンクをクリッ 
[次項有]山歩き 関連のお気に入り
[次項有]ミツバチ関連のお気に入り

展望と花の学能堂山 2017/6/15 [山歩き・ウォーキング]

IMG_5431.JPG
 ベニバナヤマシャクヤク咲く学能堂山 局ヶ岳をバックに

場所・山行日  「学能堂山:がくのどうやま:1021.42m:二等三角点」2017年6月15日(木)
 奈良県御杖村・三重県津市美杉町 境
ルート  三多気の桜P~杉平~杉平峠~学能堂山頂上 往復
歩行距離 10.4/12.0Km(平面/沿面距離)
標高差  三多気P~杉平+-70m 杉平~杉平峠+-550m 杉平峠~山頂+-120m
所要時間 05時間38分 06:39~12:17(休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はここをクリック!   Google earth鳥瞰図はこちら

 約半月ぶりのハイクは近畿(関西)百名山の学能堂山(がくのどうやま)へ出かけてきました。
奈良県と三重県の境に位置しており、三重側ではおもに”岳の洞”と書くそうです。変わった名前は調べてみると、「山頂に”文殊菩薩”様が祀られていた」という事に由来するそう。文殊菩薩はお釈迦様の側近で、智慧をつかさどる方です。「三人寄れば文殊の知恵」は良く知られていますね。

 ここは希少種「ベニバナヤマシャクヤク」が咲く山として知られ、毎年6月には俄かにハイカーさんが増えるそうです。事前情報ではもう花は終わりそうだという事ですが、今回私達も ”俄かハイカー” の仲間入りをしてきました。^^

DSC04456.JPG
 この方面へ出かけるときは、例によって東名阪道の御在所SAで腹ごしらえ。この日はラーメン!これからエネルギーと塩分が必要になるので、スープまでしっかりいただきました^^

DSC04469.JPG
 奈良県の御杖村(みつえむら)にある道の駅に到着。24H使えるトイレもあって、車中泊の車が1台停まっていました。ここから登山口は車で5分ほどです。

DSC04472.JPG
 津市美杉町三多気ににある「三多気の桜」第2駐車場に車を置かせてもらいスタート。正面に見えるのが学能堂山です。

DSC04474.JPG
 近畿自然歩道の案内板がありました。参道も自然歩道の一部になっている様ですね。(写真クリックで拡大表示)

IMG_5296.JPG
 並木道沿いにあった売店です。昭和の香りがして、なぜか惹かれます^^

R0011393.JPG
 アジサイの花が綺麗な時期になりました。

DSC04484.JPG
 ヤマザクラの古木が並ぶ道を下ります。草がしっかり刈られていて、地域の方に大事にされている様子が窺えますね。

DSC04486.JPG
 水は流れてないんですが水車小屋がありました。

DSC04489.JPG
 鏡山公園の表示があるところから、こんもりとした小山を登ると、大洞山が良く見えました。

DSC04494.JPG
 伊勢地川の橋を渡ると国道に出て”杉平:すぎひら”の交差点です。

DSC04497.JPG
 T字路を右(西)へ50~60m進むと登山口。

DSC04499.JPG
 石の道標がありました。この国道は大昔から大和国から伊勢神宮への参詣道だった。

DSC04500.JPG
 高いところに石灯籠がありました。昔は道の位置が同じ高さだったようです。

DSC04502.JPG
 三叉路は案内板に従い左へ入ります。

IMG_5301.JPG
 ユニークな葉っぱはユリノキ。

IMG_5302.JPG
 ユキノシタの花

DSC04504.JPG
 背後には大洞山、存在感のある山です。

IMG_5303.JPG
 所々葉っぱが白くなっていたマタタビには花が咲いていました。

IMG_5310.JPG
 梅のような可愛い花です。控えめに下向きに咲いていました。

DSC04506.JPG
 しばらく登ると貯水槽があり、隣に祠もありました。この脇に2~3台駐車可能です。

IMG_5472.JPG
 林道に架かるコンクリート橋の脇に咲いていたトリアシショウマの花。

IMG_5324.JPG
 花穂のアップです。

DSC04510.JPG
 ここから林道をそれて左の山道へ入りますが、そのまま林道を進んでもやがて広場で合流します。

DSC04514.JPG
 谷沿いに付けられた登山道脇には、フタリシズカの群生が所々で見られました。

IMG_5335.JPG
 プラスチック製の案内板。文字を描くのにこんな方法もあるんですね~

R0011397.JPG
 林道との合流地点広場にあったウツギの花。

IMG_5351.JPG
 花のアップ。もう終わりが近づいていました。

DSC04522.JPG
 良く手入れされた植林地の中を登っていきます。

IMG_5384.JPG
 コアジサイの花。ちょっと虫に退いてもらおうと息を吹きかけましたが、しがみついたままでした^^;

DSC04529.JPG
 谷間の急登を見上げてため息…

IMG_5397.JPG
 低い所は終わっていましたが、標高が上がるにつれて、斜面はフタリシズカ・オン パレードの様相を呈してきました!

IMG_5391.JPG
 花のアップ。白いのは雄しべで、この草には花弁も萼もないそうです。

IMG_5398.JPG
 杉平峠に到達して主稜線に乗りました。ここで90度向きを変え東方向へ。

IMG_5410.JPG
 キツイ急登が終わり、ここからしばらくは緩やかな尾根道が続きます。

IMG_5414.JPG
 明るい雑木林もあります。

DSC04535.JPG
 やがて山頂近くになると、突然視界が開けました!

DSC04540.JPG
 360度グルリと遮る物のない山頂には絶景が待っていました!

DSC04536.JPG
 二等三角点「石名原岳:1021.42m」

DSC04549.JPG
 東方向には伊勢の槍ヶ岳と呼ばれる「局ヶ岳」の整った姿がカッコイイ!

DSC04552.JPG
 北西~北方向(写真)にかけては倶留尊山や大洞山、尼ヶ岳の姿。

DSC04559.JPG
 こちらは南方向のパノラマ
局ヶ岳から高見山に連なる「高見山地」の山々です。正面が霧氷と白ツツジ(シロヤシオ)で知られる三峰山(みうねやま・写真クリックで拡大表示)

DSC04546.JPG
 そして本日のお目当てがこのベニバナヤマシャクヤク。もう間に合わないかと思いましたが、まだ綺麗に咲いている株がいくつかありました!

DSC04548.JPG
 通常の白いヤマシャクヤクも清楚で可愛いいですが、花びらが紅いと一気に華やかになって素敵です!
京都府南丹市には8000本の群生地があるそうで、咲いたらさぞかし見事でしょうね。

ベニバナヤマシャクヤクには白花もあるそうで、通常のヤマシャクヤクと区別する方法は?
雌しべが5本→ベニバナ種
雌しべが3本→通常種    という事だそうです。

しかしこの山で観察したところ、ベニヤマシャクには雌しべが5本~3本のものがあり、個体差があるようです。他にも雌しべの先端の曲がり具合にも違いがあると言うことですが、比較してみなければよく判りませんね…

DSC04556.JPG
 これが今日の山ごはん。カップ麺と高速のSAで買ってきた柿の葉寿司^^

DSC04562.JPG
 気温は25度Cを少し切ったあたり。梅雨入りしたと言うのに暑くもなくカラッとした快適な山頂でした

IMG_5433.JPG
 関西のマッターホルンと呼ばれる高見山が見えています。霧氷が美しい山です。

IMG_5436.JPG
 ヤマシャクヤクの実は小さなバナナみたいな形で、秋になると真っ赤になって青い種ができるみたいです。毒草なので鹿の食害を免れているとのこと。

DSC04573.JPG
 山頂で展望と花を十分楽しんでから引き返します。
下りの途中で斜面を振り返ったところ。よく間伐されて明るい植林地でした。

IMG_5465.JPG
 林道脇にはコアジサイが今が盛りと咲き乱れていました。

IMG_5466.JPG
 花のアップ。白いガクにブルーの花糸と紫の花茎が美しい! 良い香りのする花です。

IMG_5464.JPG
 こちらは小さなサワギクの花。

IMG_5468.JPG
 帰りは往きに通らなかった林道をノンビリと下る。

DSC04576.JPG
 貯水槽の所まで戻ってきました 林道の途中に1台、ここに1台の合計2台の車がありました。途中ですれ違ったお一人は山SNS「ヤマレコ」ユーザーさんでした。

DSC04578.JPG
 1日2組限定、完全予約制のお蕎麦屋さん。きっと美味しいんでしょうね。

IMG_5473.JPG
 国道に出たところの「伊勢本街道」の表示。古から伊勢神宮は人を惹きつける存在だったのでしょうね。


 以下はハイキング後の内容です。

『三多気(みたけ)の桜』
国文化財指定の名勝で、開花時期には毎年花見客で賑わうそうです。今回は下見を兼ね葉桜鑑賞してきました。
DSC04587.JPG
 真福院の参道がヤマザクラの古木の並木道になっています。
平安時代に理源大師といわれる偉いお坊さんがこのお寺に泊まった際に、桜を植えたのが始まりだと案内板に書いてありました。

IMG_5478.JPG
 民家のマツバギク

IMG_5488.JPG
 こちらは真っ赤なアルストロメリア

DSC04596.JPG
 ずっと登っていくと桜並木の終着点が真福院 桜はこのお寺の参道に植えられたものです。

DSC04597.JPG
 梵字が彫られた供養碑など、鎌倉時代のものだそう。

IMG_5479.JPG
 入口には鳥居があって、途中に山門もあります。神仏習合の名残でしょうか?

DSC04603.JPG
 山門前のケヤキの巨木は県指定天然記念物です。幹回りは6メートルと書いてありました。

DSC04604.JPG
 ケヤキのすぐお隣には杉の巨木門。

DSC04609.JPG
 真言宗のお寺は役行者様が蔵王権現を祀られたのが草創とのことです。

DSC04617.JPG
 参道脇に建つ茅葺き屋根の古民家。桜写真の背景には欠かせない存在となっています。

DSC04616.JPG
 振り返って見た撮影スポット。ひな壇になっていて、桜が終わったこの時期もしっかり草刈りされていました。

DSC04614.JPG
 ”三多気の桜”撮影スポットのさらに上にある道路から見た学能堂山。


『岡田の谷の半夏生園』

DSC04625.JPG
 三多気から車で10分ほど移動して、御杖村神末(こうずえ)にある半夏生園へ。駐車場は健民グランドです。

IMG_5491.JPG
 民家の中の道を歩き、獣除けの扉を開いて先へ進みます。

IMG_5493.JPG
 健民グランドから歩いて約5分、半夏生園に着きました。

DSC04619.JPG
 まだ早過ぎて白くはなっていませんでした。

 ”半夏生:はんげしょう”とは、”夏至(げし)から十一日目、太陽暦では七月二日ごろ”を指す言葉だそうで、この時期に葉が半分白くなる草(カタシログサ)のことも”半夏生”と呼ぶそうです。谷間の休耕田に群生していましたが、さすがに白くなるのはまだ半月ほど先のようで、皆青々としたままでした。白くなり始めると約1ヶ月間は楽しめるそうです。

DSC04623.JPG
 小さいカエル(嫌いな方はゴメンなさい)


道の駅『伊勢本街道御杖』

DSC04627.JPG
 道の駅に併設の”姫石の湯”で入浴してきました。綺麗な温泉でした。

DSC04633.JPG
 観光案内所前の「せんとくん」。いろいろと物議を醸しましたが、今や奈良県の顔となりました。

DSC04636.JPG
 (道の駅データ:2017年6月現在)
 奈良県宇陀郡御杖村大字神末6330 (うだぐん・みつえむら・こうずえ)
 TEL0745-95-2641
・産直『街道市場みつえ』10:00~17:00
・温泉『みつえ温泉・姫石(ひめし)の湯』700円 11:00~20:00(受付19:30まで)
いづれも火曜日定休(温泉は火曜日が祝日の場合営業)。
※産直で1000円以上のお買い物をすると、温泉の100円割引券がもらえます。
 温泉内には食事・軽食あり
・お食事処『山桜』:11:00~14:30(オーダーストップ午後2時)
・セルフコーナー『うぐいす』:11:00~20:00(オーダーストップ午後7時30分)

nice!(5)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 5

よしころん

ベニバナヤマシャクヤク!?羨まし~~
実は今日それらしき蕾をいくつか見たのですが、開花している株はありませんでした(><)
マタタビのお花は可愛くて大好きなのですが、今年はまだ会えていません~

写真に正解はない。
その通りだと思います。だからこそ切磋琢磨し続ける必要もあるのかなと感じています^^
by よしころん (2017-06-19 19:44) 

よしころん

御射鹿池、1、2枚目は早朝です。
3枚目は朝日が射してきましたので少し雰囲気が違っていますね。
by よしころん (2017-06-19 20:21) 

teppan

こんばんは!よしころんさん、コメントありがとうございます

ベニバナヤマシャクヤク
私は初めてお目に掛かりましたが、想像どおり素敵なお花でした!
園芸種の花はどれも皆綺麗ですが、厳しい環境に耐えて咲く野生の花は一段と美しく感じられますよね。自生する場所で眺めてこそ本当の美しさが分かるのではないかと思います。
よしころんさんの写真は、常にそう語っていますよね。

まぐれでしか良い写真は撮れないですけど、少しでも近づければいいなあ…^^;
by teppan (2017-06-19 21:20) 

Jetstream

最初の写真いいですね、展望も良さそう。
柿の葉寿司もうまそう。!(^^)!
ベニバナヤマシャクヤク、初めての名前で、見たこともありません。
ユニークな名前の山ですね。
by Jetstream (2017-06-19 21:49) 

teppan

こんばんは!Jetstream さん、コメントありがとうございます

近畿の山はたまにしか行きませんが、この日は紅いヤマシャクヤクを眺めに出かけてきました。標高は高くはないんですが、高い木が生えていない山頂からは360度視界が開けていて素晴らしい展望の山でした。

柿の葉寿司は奈良県の郷土食で、この日買った折にはしめ鯖、鯛、鱒の3種類が入っていて、なかなか美味しかったです(製造元は大阪市でしたが^^;)
この山の名前は本当にユニークですよね、山名の由来を知るのも楽しいです。
by teppan (2017-06-19 22:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0