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ヒキノ 近江鈴鹿の隠れた秀峰 2017/3/30 [山歩き・ウォーキング]

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 鉄塔展望地から見た形の良い天狗堂 


場所・山行日「ヒキノ:843.84m:三等三角点」
滋賀県東近江市君ヶ畑町・茨川町 境                                             
ルート長瀬橋~ 小又谷出合~ノタノ坂~ヒキノ~長瀬橋
歩行距離7.3km/9.0Km(平面/沿面距離)
標高差 小又谷出合~ノタノ坂+190m  ノタノ坂~ヒキノ+110m
所要時間05時間24分 06:08~11:32 (休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はここをクリック! Google earth俯瞰図はこちら

 色々あって3週間ぶりのハイキングになりました。当初計画では御池林道をミノガ峠まで車で入って鈴ヶ岳付近を周回する計画でしたが、この冬は積雪が多かったせいで林道にはまだ雪がたくさん残っており、ミノガ峠までとても入れそうにありません。そこでサブ案の「ヒキノ」を歩いてきました。カタカナの変わった名前ですが、どんな山なのでしょうか? 

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 滋賀県東近江市東部にある最奥の集落、君ヶ畑を過ぎてさらに御池林道を走ります。もう間もなく4月なんですが、日陰には除雪された雪がタップリ残っていました。

 

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 小又谷出合の駐車スペースまであと200メートルという所から除雪されていません…
試しに突っ込んでみましたがかなりパワーを食われるし、スタッドレスでは無理そう。四駆なのでタイヤチェーンを着ければ行けるでしょうが、面倒なので引き返すことにしました。

 

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 100メートル程戻って長瀬橋付近の幅が広がった地点に駐車してスタートします。

 

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 ミノガ峠まで入れなかったので、この時点でサブ案のヒキノに変更です。小又谷出合近くの駐車スペースはご覧の通り雪で埋まっていました。

 

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 駐車場先にある小又谷出合横の林道入口です。ここから右に入ってノタノ坂へ向かいます。
左前方の御池林道を見ると雪が少なそうなんですが、その先はどんな状態か判りませんので、入るとしたら当分先ですね。

 

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 小又谷沿いの林道です。斜面から流れてきた雪を踏みながらズボズボと進む。

 

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 雪がある地点とそうでない地点との差が激しい!写真の所はまだかなりの深さです。

 

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 沢を横断してさらに進むと、大きな木が倒れていました。

 

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 堰堤前の鉄橋を渡って小又谷を渡ります。この橋は送電線鉄塔管理の為に設置されたもの。

 

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 ノタノ坂に向かう沢沿い。植林した杉の木が倒れています。

 

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 こんなに太い木も折れてしまっています。この冬はここ何年になく雪がたくさん積もりましたからね~

 

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 谷沿いのルートは残雪で道が不明瞭になっています。腐りかけた雪は踏み抜きも多く、おまけに倒木を避けながらの登りはキツイ!それと春の残雪期の谷は落石にも注意が必要です!拳大の石でも食らったら致命傷になりかねないので、ヘルメットを装着した方が安心かもしれません。

 

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 ノタノ坂まであとわずか。

 

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 ようやくノタノ坂に着きました。通常なら30~40分のところ、1時間以上かかってしまいました。

 

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 鞍部から南方向へ尾根芯を南下します。

 

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 最初の762m独標・鉄塔ピークです。

 

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 お天気は今ひとつですが、360度展望が素晴らしいです。写真は東方向、鈴鹿山脈主稜線の銚子岳(左)と静ヶ岳(右)です。

 

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 南方向にはこれから向かう稜線のピーク群が見えます。一番高いのが目指すヒキノ。

 

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 稜線上には雪はほとんど無いと思っていましたが、斜面には結構な雪が残っていました。

 

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 2番目の展望地からは、

 

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 天狗堂の凜々しい姿が見られます。

 

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 北寄り方向にはT字尾根の向こうに御池岳。

 

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 手前がT字尾根で、その向こうに御池岳のボタンブチと雪で白い谷間が見えています。

 

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 これは鹿の足跡。足裏の表面積が小さいので踏み抜いてますね~

 

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 なんて、鹿の話をしてたら自分もこの有様(^^;)

 

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 3番目の鉄塔展望地

 

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 だいぶヒキノが近づいてきました。

 

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 東側が二次林で西側が植林の尾根。

 

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 急斜面の登り。残雪は結構締まっていますが、所々膝上まで踏み抜いたりします。

 

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 やはり無雪期に比べて体力の消耗が大きいですね。

 

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 今回はピストンですが、帰りは途中の支尾根からショートカットして長瀬橋まで下る予定。帰りに解りやすい様に目印を着けておきました。もちろん用が済んだら外しておきます。

 

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 急なヤセ尾根の登り。

 

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 目指すヒキノが近くなってきました。

 

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 このあたりは両側が二次林で開放感があり爽快。新緑や紅葉の季節もきっと素晴らしいでしょう。

 

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 斜面東側に積雪が固まって残っていました。 

 

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 ツリーホール(根開き)はどうして出来るのか謎だそう。 枯木の周りにも同じように出来ていました。

 尾瀬情報センターのHPの中に面白い研究結果報告がありました↓
 http://www.oze-ic.gsn.ed.jp/data/H14-other-nebiraki.pdf

 

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 そしてようやくヒキノの頂上にたどり着きました。

 

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 低山で日当たりの良い山頂なのに、こんなに雪が積もっています。

 

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 山頂表示と重石になっただけのピッケル。谷道で必要になるかと思いましたが結局出さずじまいでした。

 

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 三角点は雪の中に埋もれて見つけられません。(三等三角点・君ヶ畑 843.84m)

 

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 今日の足元はこのゴム長。林業関係者や猟師さん御用達のミツウマ「岩礁」です。

 

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 靴底はスパイクピンが縦横方向に埋め込まれていて、雪の斜面でも大丈夫です。ただ、岩礁という名前に反して、岩の上では滑りやすいのが欠点。 あと、ゴム製なので靴底が柔らかく、硬い雪にステップを切るのには向いていません。でも、春先の腐った雪やドロドロの道、そして水の中にも臆することなく突っ込める強い味方です。

 

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 山頂でしばらく休憩してから引き返します。

 

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 ツリーホールは木の大きさに比例し、大木だと人が入ってしまう程の大きさになるそうです。降雪期には上に蓋がされて落とし穴状になったりするそうで、近寄らない方が安全だとの事です。

 

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 根っこだらけの尾根。深く根が張れないからでしょうか? 

 

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 ヤセ尾根の残雪は上が平になってテーブルみたい。面白いですね。

 

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 あれは釈迦ヶ岳だと思います。

 

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 転落しない様慎重に下る。転んだらタダでは済みません。

 

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 御池岳の東南端が見えています。

 

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 そして稜線上の木々の間から西側にずっと見えている天狗堂。標高1000mに満たない低山とは思えない風格があります。南アルプスの甲斐駒ヶ岳を彷彿とさせる姿ですね。

 

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 ケーキに刺したロウソクみたい。

 

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 往きに付けておいた目印の地点に戻ってきました。ノタノ坂まで戻らずにここから駐車地へショートカット下降します。 

 

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 間伐した木が倒したままで真っ直ぐ降りられない…

 

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 急傾斜で間伐材転がったままな上、腐った雪があったりでしんどい尾根の下降でした。

 

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 御池林道に駐車してある車が見えてきました。朝車で引き返した地点です。

 

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 雪に埋もれた作業道を下って御池林道に到着。ここから駐車地へは左へ行けばすぐです。

 

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 戻ってきたら車が数台ありました。3月から釣りが解禁になったんですね。釣り人の男性から、「福井から山あるきに来ている人に会った」と聞きました。鈴鹿の山々が魅力的だいう事ですね。

 

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 御池川に降りて長靴洗いを兼ねて水遊び。

 

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 長瀬橋を下から見上げたところ。 

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 背後の尾根を下ってきました。

 

【ヒキノってどんな山?】

 滋賀県と三重県の境に連なる鈴鹿山脈の最高峰・御池岳の南東端から黄和田の”岳(だけ)”まで続く稜線上にあるピークの名前です。ノタノ坂から南側では一番高いピークです。変わった名前ですが、”引き野”あるいは”木を挽く”などに由来するのではないか?と参考書には書いてありました。

 この稜線は送電線鉄塔の巡視路になっており、鉄塔からの展望は素晴らしく、東には鈴鹿主稜線の山々が、西には目の前に天狗堂の整った三角形を眺めることができ、二次林の爽快な尾根歩きが楽しめます。新緑や紅葉の季節もきっと素晴らしいと思います。

 鈴鹿主稜線から外れて静かで雰囲気の良いヒキノ、奥が深い近江鈴鹿の隠れた名山と呼んでも差し支えないと思います。5月に”岳”から”ノタノ坂”までの縦走を計画中。この日は事前調査ということになりましたが、十分楽しむことができました。


(ハイキングの後は) 

 

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 帰りはお気に入りの道の駅でランチにしました。
東近江市蓼畑・国道421号線沿いにある「奥永源寺渓流の里」です。メニューも色々ありますが、

 

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 永源寺ダムカレー800円と、

 

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 岩魚天丼1000円を食べました。

 カレーも天丼も20センチくらいの岩魚を3枚に下ろして揚げたものが身も頭も骨も尻尾も丸々一匹付いてるんですが、近くにある岩魚を養殖している業者さんから仕入れているみたいです。写真を見て頂ければ解ると思いますが、この内容でこのお値段でしかも美味い!こんなんで採算合うのかな? 

 

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 これは売られていた紅花アセビの鉢植え。

 

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 こんな鮮やかなアセビがあるんですね!どこかに自生しているのでしょうか?

 

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 いつも立ち寄る道の駅近くの酒屋「ひろせ屋」さんで、滋賀の新酒(生酒)を買ってきました^^


タグ:鈴鹿の山
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コメント 2

水鵬

こばわ~ またコアな山に行ってきましたね~w
知らんかった!
ツリーホールの話は以前「田部井」さんがTVで話していたので、私も気を付けていました^^b
やはり、鈴鹿~近江の山は奥が深いですね^^
「奥永源寺渓流の里」は以前竜ヶ岳に行って靴を忘れて諦めた時に寄りましたが、時間も早くダムカレーは食べなかったので、機会があったら是非食べてみたいな~(*´艸`)
by 水鵬 (2017-04-03 21:41) 

teppan

こんばんは水鵬さん

人が多い山は苦手なので、どうしてもマイナーな山へ向かってしまうんですよ。^^; でも雰囲気は良かったです、水鵬さんも一度歩いてみてはいかがでしょう?

この道の駅はお気に入りなんです。政所の平番茶(葉っぱを揉まずにそのままのやつ)は甘みがあってなかなか美味しいんですよ。超お高いですけど、近江牛バーガー(1600円)を一度でいいから食べてみたいと思ってます。
by teppan (2017-04-03 22:47) 

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